志望校を決める1
HPを開いてびっくり。
6月から何も書いていませんでした…。
近隣の学校では、緊急事態宣言の解除を受けて、体育祭や文化祭、修学旅行などが
行われています。期末テストも近づいています。
それが終わると中3は志望校を決める三者面談が始まります。
そこで、今日は「志望校を決める」というタイトルで書いてみようと思います。
私が受験生の時代、公立に行けばいい。私立は滑り止めだ。と言われていました。
言われていたというか、そういう考え方が一般的だったように記憶しています。
おそらく、今の中学生の親御さんも私と同世代です。
「公立」が第一志望だという考えをお持ちのご家庭が多いなという印象です。
でも、時代はどうでしょうか。
先日参加した私立高校の説明会で、「専願受験生」が年々増加しているという資料を
拝見しました。
「専願入試」は、私立高校を第一志望としている生徒が受験する試験です。
別の私立高校では、予定定員を超えた生徒が入学しているという資料も拝見しました。
昨年は公立高校で定員割れ、二次募集をかけた学校もありました。
これれらのことからいえるのは、世の中は「私立」を優位に考えているご家庭が増えている
ということです。
それを後押しする制度として「就学支援金」があります。
ご家庭の収入に合わせて授業料相当額を支援してくれる制度です。
この制度によって、金銭的理由で公立を志望していた生徒も私立への進学が
可能になっています。
実際、高校が提示している資料では、半数以上がこの制度を利用しているとのことでした。
こうなってくると、金銭面での「公立」「私立」の差はなくなります。
では「志望校はどう決めるのか」。
私は、その先の進路を考えることが一番だと話しています。
例えば、絶対に看護師になりたいと言っている生徒がいるとします。
普通高校から大学に進学し看護師資格を取得する。
普通高校から看護の専門学校に進学し看護師資格を取得する。
高校の看護科に進学し、看護師資格を取得する。
どの方法が、本人の夢を実現するのに一番いいか。
それを考えて高校選びをするべきだと考えています。
前述のように進路が明確でない場合は、やはり普通科に進学するべきですし、
大学進学を希望するのか、就職を希望するのかによっても変わると思います。
高校選びを失敗したとしても、そこからやり直すことはできますから
深く考えすぎることはないですが、やはり大事なことだと思います。
と、いつも通り長くなってきたので、本日はこのあたりで。
次回も、志望校選びについての私見を書いてみようと思います。
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