漢字の学習

本日のテーマは「漢字」について。

当スクールがある校区の小学校では、漢字の宿題がよく出ています。

取り組んでいる生徒の姿を見ると、まず大きく2パターンに分類できます。

 A.とにかく字を書き写している。

 B.文を意識して字を書いている。

次に、「筆順」。これも2パターンに分かれます。

 A.筆順などお構いなしに、ひたすら書く。

 B.筆順を意識して書く。

さて、漢字が得意になるのはどちらのパターンでしょうか。

当然「B」ですよね😊

A.とにかく字を書き写している。

 →記号を書くかのように、ただの繰り返し作業になっています。これでは、覚えるのに限界があります。

B.文を意識して字を書いている。

 →文を意識するということは、どんな意味で使われているのかをきちんと考えているということです。漢字には意味がありますから、それを意識すれば、実際に使うときにも役立ちます。

A.筆順などお構いなしに、ひたすら書く

 →ただ、図形的に組み立てていくだけなので、なかなか覚えられません。

B.筆順を意識して書く

 →字にはつながりがあります。そのつながりが「筆順」ですから、筆順通りに書くことで、覚えやすくなります。そうすると、字を書く時の規則性が自然と身についていくので、新しい漢字も覚えやすくなります。


実際指導していると、Aの生徒さんがたくさんいます。

当然、広い範囲の漢字テストをやると、全く手が出ません…😣

学校でどんな指導がなされているかはわからないのですが、先日、筆順について、

「特に指導していない」という先生の話を耳にしました。国語を教える立場からすると、「ありえない!!!!!」と衝撃を受けました😱

ということで、当スクールでは、『漢字検定』の受験を推奨しています。漢字検定では、漢字の筆順はもちろん、やはり意味をきちんと理解していないと得点できない問題がきちんと出題されています。つまり、漢字検定を受けるだけでも、漢字に対する知識が格段に増えるということなのです😊また、授業でも漢字について、細かく指導しています。


ご家庭でもぜひ意識してみてください!苦手にしている生徒さんの場合、取り組み方を変えるだけで、苦手→得意にできるかもしれません👍✨

Private School e'f[エフ]

福岡県福津市にある学習塾。 宮地嶽神社の「光の道」沿いにあります。 たんなる詰込みの授業ではなく 「理解して解く」ことを 目標に授業を行っています。

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